おっーフロントが、やばい！

　昨日（０４年１月２４日）の朝、娘が定期的な診察のため病院に行くので、朝一で受付に行きました。駐車場が一杯になると車を止めるのに苦労するのでバイクです。日頃からバイク通勤なので、いつものカッコで防寒はＯＫ、病院は会社の近く、何は問題無いはずでした。余裕で暖気をして、通勤路で走りなれた道を病院へ。

　途中で２メートル幅位の田んぼ道を通ります。そこは路面も荒れており走りにくい道です。何速か覚えてませんが、なんとなく、いつもよりアクセルを空け気味で１４０００rpm（１００キロ位かな？）走行、途中のギャップでとんでもない事が起きました。

　突然、フロントが暴れだしました。ハンドルがストッパーに当たるまで左右に振られ、バイクが蛇行、死ぬかと思いました。その時の精神状況が

　１発目　「何だ、おっ−フロントが、やばい。アクセル閉じたら終わりか？」
　２発目　「こけたら怪我する、まずい医療費が。無理に押さえるな、飛ぶぞ！」
　３発目　「このスピード、こけたら壊れる、部品代が払えん。振り落とされるな！」
　４発目　「おー、何とかするぞ。直れ。神様、助けて−！！！」

と言う感じでした。荒れた路面と狭い道幅（２ｍ）、ほんとに生きた心地がしなかった。アクセル一定、やや戻しでハンドルの手はリラックス。「かかと」と「くるぶし」でバイクを無理しないように押さえ、ひざでバイクが大きく倒れ様とするのを矯正。何とか助かりました。俺って天才！（と思う事自体、馬鹿者、大間違い！）

痛い足を引きずり、娘の診察受付を行い、家に戻りました。家で足を見ると、「くるぶし」と「その上下」に大きな傷が出来、出血してました。同時に、少し腫れてました。また、バイクのフロントタイヤに凄い傷がついてました。普通はコーナーでかなり寝かせた時に接地するサイド部分に、斜めに細かい傷が沢山。それもＳ字模様の傷です。凄まじい格闘の跡を物語ってます。

　見るからに貧弱なＣＢＲのフロントフォーク、荒れた路面で全開走行はいけません！足回りの剛性か、減ったタイヤもイケナイのかな。これからは、安全運転しよう。