うわっ、車と接触したー！

　少し前の出来事です。本当は秘密にしておく事なのですが(笑)。自分への戒めと、今回の体験談で事故が減ればと思い公開します。

前走の車２台に続いて、車線の左寄りを普通に走行していました。
側道へ１台目が左折しました。ゆっくり左折していたので、２台目（自分の直前）の車は走行ラインを右に大きく振り（センターラインからはみ出るくらい）１台目を避けました。自分が１台目の左折車をパスする時は左折車も殆ど左折を終了、何の気なしにまっすぐ通過と思いきや、２台目の右に寄った車（センターラインよりに走行ラインを振った車）が左にノーウインカーで急ターン！

ありゃりゃ、止まれないな！突っ込むぞ、ドカンだ！と思いながらフル制動。
リアがロックだ、フロントも滑り始めてる！フロントはコントロール可能。
何とか止まれ！やっぱりダメだ！ちょっと厳しい！
よし、フルブレーキのまま、左旋回、旋回、旋回．．．殆んど出来ない！
もう少しと言う所で「ボコリ」と軽くヒット、ハンドルを取られて車体が揺れる。

ＣＢＲの右ミラーと右ハンドルが車の左側面の後部に接触。転倒は免れました。車はそのまま、駐車場へ入り急停止。「駐車場に．．．」って、良く見ると、そこにはコンビニが！

車の横にバイクをつけると、運転手が飛び出してきました。

相手「すいません、お怪我はありませんか、すいません、すいません。見てませんでした。」の平謝り。
自分「ウインカー無で、センターラインから急に左折しただろ、これじゃ避けられないぞ！」
相手「はい、そうです。すいません。まったく見てませんでした。」

非常に紳士的に謝るし、こちらも冷静に対応。

被害も右バーエンドにちょっと傷が付いた程度。ミラーなんぞは、元々ボロボロ、何処に傷がついたか判らない（笑）！一方、車は左リアパネルに凹み、傷、給油用のリッドがグニャット変形してました。

自分「怪我は無い様です。バイクも傷程度で問題無い様です。車はダメージが有りますね。」
相手「あっ、これは良いです。自分の不注意ですから問題無いです。お体とバイクは大丈夫ですか？」
自分「大丈夫です。じゃ、自分はちょっと傷がついただけなのですが、お互いに自分で直すと言う事で良いですか？」
相手「はい、有難うございます。申し訳ありませんでした。今後、気をつけます。」
自分「お互いに気をつけましょう。」
と言うことで示談成立です。

　帰りに現場をもう一度見て帰りました。リアタイヤのロック跡とフロントは少しロック気味の薄い跡が有りました。ＮＥＷタイヤのグリップ力で救われました。交換前のタイヤじゃ、かなりの勢いでドカン、フロントフォークがやばかったですね。


　うーん、自分も車の動き、「走行ラインを右に思いっきり振って前車をパス、その直後に急な左折」は読み切れませんでした。そこにコンビニがあることを認識していればもう少し注意したかも知れません。
　→周囲の状況を考え、車の最悪の行動を予測出来なかった。

　また、通常は車の死角に入らないようにしてますが、あの車が右に走行ラインを大きく振った時点で死角に入ったのでしょう。
　→自分が車の死角に入った事に気づかなかった

以上の２点が今回の接触事故を回避できなかった原因でしょうか。

今回は大事に至らず良かったです。　「ライディングスクールの急制動」と「普段の田んぼ道でのブレーキングの練習」、及び、「ＮＥＷタイヤ」が、自分の「危険予知の未熟さ」を救ってくれました。

これからは、安全に対して、もっと気をつけます。