きまぐれ日記
　　２００４年１２月０７日（火）

今度の風邪は強力だぞ！

　先月（１１月）の後半、娘が風邪をこじらせて入院しました。昨秋の入院以来、約一年振りです。泊り込みの母親、朝晩通う自分は非常に疲れますが、３度目であり勝手知ったる入院生活でした。

事の始まりは幼稚園の集団風邪から。
同じ幼稚園に通う、近所の１年下の超健康優良児（凄い体力）の子供が「ゲホゲホ」と凄い咳。先生の「休めば」と言う助言（別名：休園勧告）にもかかわらず皆勤賞。その影響からか、その子が通う１つ下の年代のクラスでは２２人中１１人が休みと言う惨事が起きたようです。その勢いに負けて娘も風邪をひきました。

　土曜日の昼間、風邪の熱と咳で病院へ行き血液検査と点滴を受けました。小児科の先生に
「呼吸音、血液検査の値共にそれほど酷く無いけど、念のために入院する？」
と聞かれて頑なに断る娘。まあ、ちょっと酷い咳だけど点滴したら引いてきたし、娘の意思を尊重して、一旦は帰りました。が、夜になると咳が酷くなり、発作状態！真夜中の夜間救急から緊急入院となりました。

　ここでトラブルが発生。普段は注射や点滴では泣かない頑張り屋の娘ですが、処置室から泣き声が聞こえます。かなり時間が掛かり、おかしいなー？と思ってると、点滴処置を終わった娘が
「痛かった、３回もやり直しされた。もうヤダ！」
とポロポロ大粒の涙を流して大泣き、可愛そうでした。夜間担当の医師が通常の内科医、子供への点滴が不慣れだったのでしょう。（それなら処置しないで、小児科医師が来る朝まで待ってても良いんじゃないか？）左手には失敗の痕が２箇所クッキリ、左手で失敗したので右手に点滴、これは右利きの娘にとって厳しい入院生活となりました。

　入院してみると、同じ幼稚園の１つ下の年代から、分かっただけで５人が入院。その園児の兄弟も合わせると計７人もの関係者が同じ症状（気管支炎、肺炎）で入院してました。
同じ幼稚園生では無いですが、中には、個室で部屋の前に「この病室の清掃は看護婦が実施します」と言う札がある部屋が４部屋もありました。今回流行った風邪は相当な破壊力だったのでしょう。

　娘は周りの入院している子供より歳が上なので、喘息と言うハンディはあるのもの数日間で咳は収まり、８日間の入院ですっかり元気になりました。今週からは少しずつ幼稚園にも通い始めてます、良かった。

しかし、咳協奏曲が奏でられた病院に泊り込んでいた母親、毎日通った自分はしっかり風邪をひきました。だいぶ良くなってきましたが、今でも、咳が出ると止まらなくなる、苦しい風邪です。