気まぐれ日記
　２０１０年０４月1６日（金）

デジカメを買ったぞ！

ＦｕｊｉＦｉｌｍ　ＦｉｎＰｉｘ　Ｆ７０ＥＸＲ

次期主力デジカメです。

先日、ＴＤＬに行った時、娘のパナソニック Ｌｕｍｉｘ ＦＸ４０のレンズ内にゴミ（？）が入り、殆どの写真に黒い写り込みが出来てしまいました。予備機として古いキャノン ＰｗｅｒＳｈｏｔ Ａ５３０を持っていました。画素数は５００万画素と劣っていますが、画質はそれほどの差も無く良いカメラです。但し、手ぶれ補正なし、電池がイマイチ持たない、液晶モニターが貧弱などウイークポイントがあります。特に電池はニッケル水素でも、アルカリ電池でも寿命が短く、電池の心配ばかりで、、、、、。
　　

ＦＸ４０はＴＤＬから帰ってきてすぐに修理に出しました。まだ購入後１年以内なのでメーカー保証範囲内で「レンズユニット交換＋ＣＣＤ清掃＋調整」と言う内容で戻ってきました。と言うことは、レンズユニットは新品と言う事ですね！
修理後は問題なく使えます。各部の動き、写真の写りも、新品時と同じで、かなり良い感じです。ちなみに、このデジカメは娘用で、私が使うと嫁さんが文句を言います。「勝手に使っちゃ可愛そうでしょ、駄目！」

ここで、ＦＸ４０は２５ｍｍ〜１２５ｍｍのズームで、広角側を売りにしているので広角側は広く良いのですが、望遠側がいまいち。修理に出している間に最近のデジカメで良いカメラが無いか物色。

キーワードは高倍率ズーム、画質が良く、コンパクト、それで安価な物。（かなり贅沢な、、、難題です）

１型前の機種で、Ｌｕｍｉｘ ＴＺ７とＦｉｎｅＰｉｘ Ｆ７０ＥＸＲが出てきました。ともに、次の機種が発売（又は、発表）されて安くなっています。

量販店で両方を触ってみた所、Ｆ７０ＥＸＲの方がフィーリングに合っていると感じました。
価格はＴＺ７の方が２４，０００円〜２８，０００円、Ｆ７０ＥＸＲが１６，０００円〜２０，０００円。ＴＺ７の方が少し高い。価格差はズーム倍率が高く、動画がきれいと言うところでしょうか。

　ＴＺ７　　　　２５ｍｍ〜３００ｍｍ　１／２．３３インチ　１２７０万画素　AVCHD Lite動画　　　
　Ｆ７０ＥＸＲ　２７ｍｍ〜２７０ｍｍ　１／２インチ　　　　１０００万画素　６４０×３２０AVI動画

触った感じがＦ７０ＥＸＲの方が良かった事と同時に、当然、価格の安い方が良い。
価格差分で動画品質とズーム倍率は落ちますが、それでも１０倍ズーム機、今までのＦＸ４０とはずいぶん違います。

３月末にキタムラのネットで１７８００円（＋下取り２０００円引き）で出ていましたが、悩んでいるうちにガンメタ、茶色のボディカラーが無くなり、更に悩んでいるうちにシルバーも完売、、、、、悩んで出遅れました。

ＦＸ４０の修理上がり時に、キタムラで価格を見ると１６，２００円（下取り５００円）、在庫はガンメタ１個、、、、お店の人も、この値段なら非常にお買い得、お勧めの機種だそうです。で、勢いで購入しちゃいました。下取りは無しで５年保証付で購入。


以下は、主にＦＸ４０との比較です。

さて、３世代のデジカメ比較ですが、初期のキャノン Ａ５３０は異常にデカい。ＦＸ４０とＦ７０ＥＸＲはＦ７０ＥＸＲの方がひと回り大きい。、大きさ以上に、重さが違います、Ｆ７０ＥＸＲはずっしりと感じます。
　　

レンズを出すと、Ｆ７０ＥＸＲが高倍率ズーム機とわかります。
　　

写りは、昼間の写真はＦＸ４０とＦ７０ＥＸＲで、絵のつくりは違いますが、どちらも綺麗に取れます。強いて言えば、Ｆ７０ＥＸＲはフィルムシミュレーションでフィルムを選ぶと絵の発色が変えられると言う面白い機能があり、Ｖｅｌｖｉａモードで少し派手目の設定にすると良い感じです。

暗い所では、ＦＸ４０よりＦ７０ＥＸＲの方がノイズも少なく、綺麗な写真が取れます。これはＣＣＤサイズがＦＸ４０＝１／２．３３インチＣＣＤ　１２７０万画素　Ｆ７０ＥＸＲ＝１／２インチＣＣＤ　１０００万画素　と言うことで、大型ＣＣＤで画素数が少なく（＝無理が無く）、少ない光量でもノイズが少なく処理できるのでしょうか。

ＦＸ４０のＡｉモード、Ｆ７０ＥＸＲのＥＸＲモード、共に写す時に最適な設定を選んで全自動で取れると言うモードが有ります。どちらも、シャッターを押してから写るまでに少しの間があります。多分、内部で演算、モード変更している時間と思います。本当に少しのタイムラグですが、あまり好きではないので、普段は使いません。

通常のプログラムモードでは、レスポンスは殆ど同じです。ズームの動きはＦ７０ＥＸＲが早いです。高倍率なんで、早く動かないと厳しいのか、かなり高速ズームです。慣れればＯＫです。

良く比較していませんが、両方を使った感じですは、発売が半年遅いからか、単に自分の趣味に合っているのか、Ｆ７０ＥＸＲの方が良いと感じます。

高画素化、広角化、高倍率ズーム化など、日々進歩するコンパクトデジカメ。更に、高倍率ズームや動画性能向上、裏面照射ＣＭＯＳなど、色々と進化しているようです。

１年前、広角ズーム戦争中（？）に買ったＦＸ４０が２６，０００円（５年保証）くらい、今回は型落ちと言う事もありますが高倍率ズーム搭載のＦ７０ＥＸＲは１７，０００円（５年保証）。
この値段でこの性能、非常に満足です。高性能なデジカメがこんなに安く買える、恐ろしい（嬉しい）時代になった物です。実は、製造業の自分は危機感も感じてります、、、。

１０００万画素〜１４００万画素、もうこれ以上の高画素化は不要。ボディの小型化（センサー小型化）もこの位にしないとカメラをホールド出来ない。ズームも１０倍程度で良い。
この位のカメラが、２万円前後で、実際の画質を改善したコンデジが欲しい、安価なレンジでの画質戦争になったら良いなと思います。
（画質は主観的な事なので、セールスポイントとなり難く、同時に、このサイズじゃ、レンズが厳しいですね、、、）