メモリー増設、デュアルチャンネルの性能比較
０４年０７月０５日

今使っているＡｂｉｔのＮＦ７というマザーボード、NVIDIAのｎForceというチップセットを使用しておりメモリーを２枚セットで使うと「デュアルチャンネル」で使えると言う利点があります。一枚に比べて、倍のバス幅でアクセスが可能との事です。
　そこで、今はＤＤＲ３３３の５１２ＭＢが１枚なので、もう１枚追加してみました。最初の１枚はＤＩＭＭ１に刺さっているので、隣のＤＩＭＭ２に追加しました。それで電源オン、メモリーは１０２４ＭＢで認識してます。そこで、１枚時とベンチを比較。あれ、まったく変化が無いのでおかしい、容量は認識してるんだけどベンチ上の速度は変化無いです。

　ネットで色々と調べると、ＤＩＭＭ３を基準にＤＩＭＭ３＋ＤＩＭＭ２、または、ＤＩＭＭ３＋ＤＩＭＭ１でデュアルチャンネルになるらしい。てっきりバンクの番号が若い順にいけると思い込んでました。そこで、今度はＤＩＭＭ３とＤＩＭＭ２にメモリーを刺して再起動。ＢＩＯＳのメモリーチェック時にデュアルチャンネルである事の表示が出ました。やったー！今度はベンチが若干向上しました。以下比較です（今回はノーマルクロック）。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor AMD Athlon 1828.95MHz[AuthenticAMD family 6 model A step 0]
Cache L1_Data:[64K] L1_Instruction:[64K] L2:[512K]
Name String AMD Athlon(tm) XP 2500+
VideoCard NVIDIA GeForce FX 5600
Resolution 1024x768 (16Bit color)
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4
Date 2004/07/04 19:52

Memory 523,760 KByte
ALL 　　Integer 　Float 　MemoryR 　MemoryW 　MemoryRW
6714 　　　0　　　 　0 　　　39714 　　　52714 　　　68689

Memory 1048,048 KByte
ALL 　　Integer 　　Float 　MemoryR 　MemoryW 　MemoryRW
6908 　　　0 　　　　　0　　　 39667 　　　55785 　　　70320

思ったより上がりませんでした。もっとも、大容量の転送では効果が発揮出来るのではないかと思います。体感的には、メモリーの「デュアルチャンネル化」と「容量アップ」のどちらが効いたか判りませんが、動きが少しシャープになった気がします。（気がするだけかもしれません、笑）

　しかし、１０年＋α前のメモリー容量が８ＭＢ、ＨＤＤが２５０ＭＢに対して、メモリーだけで１ＧＢ！凄いですね。